ミラクルデンチャー症例48 (40代 女性)
No.49 当院で実施した入れ歯症例 女性 40代
こちらの患者さんは、もともと歯医者が苦手だったそうです。
そのため、長い間に歯医者から遠ざかっていらっしゃいました。
入れ歯とは、その方の噛み合わせに合わせて調整することが重要ですから、すぐに最終入れ歯を作るのではなく、治療用義歯から調整、リハビリをすることもポイントになります。
実は、こちらの患者さんも、治療開始当初は、この治療用義歯に異物感と噛みにくさを訴えており、しゃべりにくさも苦労されていました。
しかし、リハビリが終わる頃には、すっかり噛みあうようになり、最終入れ歯もすんなりと受け入れてくださいました。
自分の歯と歯でかみ合うところが多いほど、義歯のリハビリはスムーズに進みます。
しかし、上の歯があるところに自分の下の歯がないといった、すれ違い咬合になると難易度が増します。
少ない歯でも、自分の歯を残すことで、噛む感覚が骨や神経を通じて刺激があることで適応していくと考えられています。
ミラクルデンチャーは、1本でも自分の歯があれば、極力残すように設計され、将来の変化にもできるだけ対応できるようになっています。
また、噛み合わせの調整、適合には多少お時間を要します。もちろん早く入れ歯を製作したいところなのですが、「早いのが良い」ではないのが入れ歯の治療です。
しっかり診断し、いきなり最終義歯を作るのではなく、治療用義歯からリハビリして時間をかけて調整していくやり方をしているのが、入れ歯専門のクリニックの特徴です。
治療前
治療後
上顎ミラクルコーヌス 左上34567 右上76
下顎ミラクルフィット5 左下7654 左下1567
製作した下顎ミラクルフィット
製作した上顎ミラクルコーヌス
治療の概要
年齢・性別 | 40代 女性 |
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治療費用 | 上下合計 約1,200,000円(税込) |
治療期間 | 約7ヵ月(約20回) |
想定されるリスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります |