インプラントデンチャー症例1 (60代 女性)
No.25 当院で実施した入れ歯症例 60代 女性 埼玉県
こちらの患者様は、車で1時間くらいかけて通院して頂いた患者様です。
下顎は歯が残っていない状態が長かったこともあり、骨が退縮してしまい、顎堤(歯が無くなって歯肉だけになった部分)がかなり下がっておりました。
この状態では、金属床やコンフォート(生体シリコン義歯)など、どのような入れ歯を用いても安定しないことが予測されたため、2本だけ前歯の部分にインプラントを使用しました。
これは、インプラントのトップメーカーであるストローマン製のもので、ロケ―ターという接続部品を介して入れ歯を安定させることに大きく貢献するものです。
大きく口を開けてお話する時に、入れ歯が外れることが気になっておられましたので、前歯の部分にミニマム2本のインプラントでしっかり固定することで、かなり快適に噛めるようになりました。
上顎はこれまで保険の入れ歯で針金で残っている歯に引っ掛けていましたが、安定性も悪くほとんど噛めない状態であったようです。
幸い残っているは状態が良かったので、この歯を金属で補強し、コーヌス型という茶筒の原理で入れ歯をすっぽりと固定する方法を採用しました。
コーヌス義歯とインプラント義歯を併用することで、選択肢の一つであったインプラント治療よりも期間や費用、さらに心身の負担をかなり軽減することができということで、大変喜んで頂きました。
上顎のBefore&After
下顎のBefore&After
上顎 左上14567 右上1234567 ミラクルコーヌス
下顎インプラントデンチャー
治療の概要
年齢・性別 | 60代 女性 |
---|---|
治療費用 | 上下合計 約1,200,000円(税込)インプラントは除く(税込) |
治療期間 | 約9ヵ月(約25回) |
想定されるリスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります |