ミラクルデンチャー症例72 (60代 女性)

当院で実施した入れ歯症例　女性 60代

製作したミラクルフィット

治療の概要

入れ歯治療の解説

こちらの方は、電車で遠くから相談にいらした方です。
入れ歯も初めて、近くの馴染みの歯医者さん以外も初めてと色々と不安をお持ちであったと伺っております。

最近、入れ歯無料相談でお話を伺っていると、専門的に入れ歯を相談できるところを探して遠くからお越しになる方が多いことに気づかされます。

歯科治療もどんどん進化する過程で、専門化されていく傾向があります。大きな外科処置が伴うインプラント治療、マイクロスコープなどを使用する保存治療（歯の根の治療）、矯正治療、審美治療等々です。その中で義歯（入れ歯）の治療というは決して新しいものではなく（中身は非常に進化していますが）、これに特化している歯科医師、歯科医院は決して多くはありません。どちらかというとインプラントを推奨されている先生方が多いかもしれません。

よしはら歯科クリニックでは、ケースによってインプラントを選択する場合もありますが、インプラント以外の治療方法として機能と審美の両面を追求した義歯(入れ歯)治療を選択される方が９割近くになることから、入れ歯の症例数は相当数経験させて頂いています。その経験を、インプラントか入れ歯で悩まれている方のお役に立てればと考えています。

今回のケースでは、どうしても残すことができなかった歯を抜歯し、その回復を待ってからの入れ歯治療となりました。

歯を抜いて3カ月くらい、骨のくぼみが平らになる期間をおくのですが、非常に回復が早く、2カ月目から入れ歯の治療を始めることができました。

それまでの間は、他の歯の治療、歯周病の治療、自信で口腔内のプラークをコントロールできるなるための歯ブラシやお手入れ方法の練習などに充てました。遠くからの来院でもあり、できるだけ無駄のない治療計画を意識したものです。

選択した審美義歯のミラクルフィットの利点の一つとして入れ歯の裏側、歯肉と入れ歯の粘膜面を微妙な調整がしやすく、今後の変化に対しても対応できるところがあります。
そのことで、抜歯後も早く製作に取り掛かれたり、初めての入れ歯の方でも調整が容易になることがあります。

初めての義歯の場合は不満も多いのですが、患者様の協力により非常にスムーズに進み、満足度も高かったように思います。

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