ミラクルデンチャー症例93 (60代 女性)
当院で実施した入れ歯症例 女性 60代
製作したミラクルデンチャー
右上7321 左上12345/右下765 左下7
治療の概要
年齢・性別 | 60代 女性 |
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治療費用 | 上顎:ミラクルフィット5 約70万円(税込) 下顎:ミラクルフィット5 約60万円(税込) |
治療期間 | 8ヵ月 20回 |
想定されるリスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります |
入れ歯治療の解説
こちらは、上下のミラクルデンチャー(フィット5)の症例になります。よしはら歯科クリニックの吉原先生が監修する、女性専門入れ歯サイトの無料相談からいらっしゃいました。
初めは、入れ歯を作ることに不安や抵抗があったとのことで、ホームページで多少遠くても入れ歯の実績の多いところを探されたそうです。治療がスタートするにあたり、無料相談でお悩みやご希望を伺い、まずむし歯や歯周病の検査を行い、レントゲンで見えない骨の状態なども調べたうえで、一緒に治療計画を練って参りました。
一部どうしても抜歯をしなければいけない部位がありましたが、歯を抜けている状態を避けるために即時義歯という方法を取りました。歯が残っている状態で印象(型取り)を行い、歯を抜いた状態を想定して事前に治療用の一つ目の義歯を作成しておき、抜歯と同時にセットできるようにしました。
よしはら歯科クリニックの入れ歯治療は、多くの場合①治療用義歯②最終義歯と2ステップで製作することが一般的です。義歯が合わない、痛いといった要因をできるだけ入れ歯を入れる前に解決することに貢献します。
初期段階の噛み合わせの調整はもちろんのこと、お口が新しい噛み合わせに慣れていくためのリハビリ期間の働きがあります。これにより、最終的な義歯をより精度高く、ぴったりしたものに近づけていくことができます。一般的には、抜歯をした傷口、粘膜の状態が落ち着いてからでなければ、型取りができず、その分入れ歯を製作するまで2~3カ月程度空ける必要が出てきます。
ミラクルデンチャーは、入れ歯の裏側に完成後も適時付け足しをすることが容易なため、歯肉の状態が落ち着いて引いてくることに合わせて調整することが可能になります。そのため、期間を空けずに最終義歯まで完成させることができます。(もちろん状態にもよりますが)
また、将来に向けてリスクがある歯は事前にシミュレーションをして設計しておきます。ミラクルデンチャーのフレームは、金属でかなりの耐久性がありますので、ピンク色の部分、人工歯のレジン(歯科用プラスティック)の部分はリフォームをしながら長く使用していただけます。そのためには治療が一旦終わってからも、定期的なメインテナンスに来て頂き、歯科医師、歯科衛生士とタッグ組んで管理していくことが重要になります。