ブリッジ感覚義歯【ウエルデンツデンチャー】解説|女性向けの入れ歯(義歯)|埼玉県さいたま市浦和

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ブリッジ感覚義歯【ウエルデンツデンチャー】解説

投稿日:2016年8月17日

カテゴリ:歯のコラム

株式会社ウエルデンツが提供している動画をご紹介します。

以下の動画では、愛知学院大学歯学部高齢者講座の服部教授の解説がYouTubeでご覧いただけます。
なお、動画で説明されている教授のお話を、下記にテキストとして書き起こしましたので、ぜひご参考ください。

 

《下記テキスト書き起こし》

 

今回は、『ウエルデンツ』という新しい入れ歯用の材料が開発されましたので従来の素材を比較してご説明します。

前歯と奥歯がない場合ですが、従来の入れ歯ですとこのようになります。ところがこの入れ歯を固定するために針金がついております。これは非常に見た目が悪いです。でもこうしないと入れ歯が動いて使い物にならないということでこういう形になっています。

また、上あごを見てみますと従来の材料の強度を考えますと、大きくそして分厚く作らないと破折する危険があります。

また、強度的に厚みがある程度必要になりますので、どうしても違和感が出てきます。また、この材料は樹脂ですので吸水性があります。そうすると長い間使っていると衛生的に考えますと悪臭の原因にもなってきます。また、この使われている樹脂や金属はアレルギーの原因になる可能性があります。

 

今回開発されましたウエルデンツ素材で製作しますと、このようにコンパクトな形になります。

これは従来の素材に比べ強いので、このように薄く、コンパクトに製作しても破折する可能性が低いと言えます。そしてこの材料は吸水性がほとんどありません。ですから嫌な臭いも出ません。少し温めますとウエルデンツ素材は弾力が出てきます。そのために少し大きく製作すれば食物が挟まったりしませんし、歯茎にフィットします。このように削れてしまった歯にはウエルデンツ素材で本来の歯の形態に回復することもできるのです。

 

続きまして、ウエルデンツ素材を使った応用編を説明します。

3本ほど歯がなくなった症例ですと、通常は前の歯と後ろの歯を削ってブリッジにするか、あるいは大きな入れ歯になります。そうなると歯を削らなければならないというリスクがあります。このウエルデンツ素材を使いますと、歯に一切ストレスをかけることのない付け外しのできる入れ歯ができます。

歯の頭の部分が全くなくなってしまった場合でも、ウエルデンツ素材で歯の土台を製作することも可能です。こちらはウエルデンツの素材ですべてできております。裏側もウエルデンツの素材です。この右側の部分はウエルデンツの素材よりも天然歯のように自然に見えます。ウエルデンツの素材は審美性の高い素材を接着することも可能です。

 

続きましてインプラントの症例について説明します。

歯がなくなった場所に人工歯根としてインプラントを埋入します。インプラントの台が落ち着くまで数ヶ月かかると言われています。その間、患者様は仮歯を装着することになります。仮歯の素材は従来のプラスチックでできていおります。プラスチックですと患者様個々の噛み癖を再現するのに数ヶ月かかります。その間に破折をして貴重なデータが失われる場合があります。ウエルデンツの素材は機械的な強度が優れているため患者様個々の噛み癖のデータがしっかり取れます。その再現された噛み癖を最終的にセラミックスなどで復元することによって割れにくいセラミックスやその他の素材で最終の上物を製作するのに役立っております。

 

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